21世紀に向けて「豊かで活力のある具志頭村づくり」のために、教育文化施設の整備、福祉施設の整備、産業の振興をめぎして、村づくりに邁進しているところです。
具志頭村は、沖縄本島の南端に位置し、東経127度45分、北緒26度7分にあります。総面積は12・08平方キロメートル。県都である那覇市へはおよそ15Km、車で45分の距離にあります。北は大里村、東は玉城村、西は東風平町と糸満市に隣接し、北東ら南西に伸びる海岸線は断崖絶壁で、美しい太平洋が一望できます。
地 勢
具志頭村の地形は全体的に起伏に富んでいて、南側一帯の高台と、やや平地の北側、そして西側から東側にかけての丘陵地帯に分けられます。土壌は琉球石灰岩土壌と泥灰岩土壌に大きく分れていて、特に南の高台には険しい石炭岩防が続いています。
具志頭村には河川が数えるぐらいしかありませんが、本島有数の湧水帯が村内にあります。
村花 【テッポウユリ】
テッポウユリは琉球列島を原産地とするユリ科の球根植物で、4月頃になると具志頭村の山野で数多く開花します。
その咲いた時の清楚な姿が、沖縄の初夏の野山をさわやかに、美しく彩ります。
純白で香り豊かなテッポウユリは、村民の純朴さと思いやりを表しています。
■ 制定年月日:昭和60年11月1白
村木 【リュウキュウコクタン】
リュウキュウコクタンは、常緑広葉樹の中高木で沖縄の自然条件に適し、具志頭村の山野にも自生しています。
まっすぐ伸びた幹の芯材は、漆色で光沢があるので、床柱や家具、三味線のさおとして重宝がられています。
また、古くから庭木として親しまれている植栽なので、栽培も手間がかかりません。
別名クルチ(黒木)とも呼ばれています。
■ 制定年月日:昭和60年11月1日
村魚 【トビウオ]
トビウオは、ダツ目トビウオ科に属する海産魚で、熱帯から温帯海域に分布し、沖縄近海では約20種のトビウオ類が知られています。
胸びれが長く翼のような機能を果たし、表層を飛ぶように泳ぐことからトビウオの名がついています。
■ 制定年月日:平成2年12月1日
村花木 【ブーゲンビレア]
ブラジル原産のブーゲンピレアは、明治43年スリランカから沖縄県に入ってきた品種です。
花の色は紫紅、赤、桃、オレンジ、黄、白と種々様々。特に赤と白の源平咲きは、情熱的で色あざやかに咲き誇ります。
しかも、成長が早く丈夫な植物で、どのような土壌でもよく育ちます。
また.鉢に植えて、観賞用として楽しむこともできます。
制定年月日:昭和60年11月1日