ストレッチングで関節の可動域を広げる

加齢に伴って体がかたくなってくると、運動能力が低下しやすくなり、思わぬ怪我もおこりやすくなります。

関節の可動域を広げるためには、関連する筋肉のケアが必要で、誰にでも手軽にできるストレッチング

が有効です。今回は、日常生活の中で気軽にでき、しかも首や肩のこりもほぐれて爽快な気分にもなれ

る上半身のストレッチングをご紹介しましょう。

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【肩から背中の筋肉をほぐすストレッチング】 【肩から腕の筋肉をほぐすストレッチング】
@床やベッドなどに両手、両足を伸ばして仰向けに寝ます。
A両手を思い切り伸ばします。次に両手を交差させ、その姿勢のまま、身体を左右にゴロン、ゴロンと転がします。(テンポは自由。二分程度)
@両足を軽く開いて立ち、頭を起こし、右腕を頭の後ろで曲げて指先を背中につけます。
A左手を頭の後ろからまわして右ひじをつかみ、横斜めに倒す頭の動きに合わせて、ひじを引き込みます。約20秒間。反対側も同様に行いましょう。
【肩・腕・背中の筋肉のストレッチング】
@両足を軽く開いて立った姿勢から、前方に伸ばした右腕のひじを左手でつかみます。
Aつかんだ右腕のひじを、そのまま左奥の方向へ引っ張り込んで、20秒間ほどキープ。この時、顔は伸ばしている肩の方へ向けます。反対側も同様に。

≪ストレッチングに対する疑問・質問≫
Q:「ストレッチングは、反動をつけないで、痛みを感じない程度に伸ばせと言われますが、その程度で効果があるのですか。」
A:反動や負荷をかけて強制的に伸ばそうとしても、実は筋肉はあまり伸びていないのです。それどころか逆に筋肉を損傷させかねません。ストレッチングは強い痛みを感じるまで伸ばさずに、心地良いと感じる程度にとどめることも基本です。

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