自分の足で歩き続けるために必要な運動は?

中高年になってくると、膝関節を支える大腿四頭筋の衰えにより膝の障害が起こり、歩行を困難にさせるケースが多くなってきます。そこで今回はいつまでも元気に歩き続けるための運動をご紹介しましょう。

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【大腿四頭筋を鍛えるハーフ・スクワット】 【スクワットより手軽な膝あげ運動】
@ 肩幅よりやや広めにして立ち、上体を前かがみにして手のひらを膝頭におき、
A 膝を軽く曲げる屈伸運動を行います。
1セット:1〜2秒に1回の割合でリズミカルに、15〜20回行う。
運動量の目安:1日あたり2〜3セットを1週間に2〜3回行う。
腰より高めのテーブルや壁ぎわに立って片足を直角以上に上げ下げします。
1セット:片足30〜50回ずつ行う。

≪筋力トレーニングについての疑問・質問≫
Q1:「半年前から筋トレを続けているのに、大腿がいっこうに太くなりません。やり方が足りないのでしょうか。」
A1:筋トレを毎日続けていると、3〜4ヶ月ほどでその部分は盛り上がって太くなりますが、中年を過ぎると若い時のように短期間でというわけにはいきません。むしろ中高年における筋トレは、筋量の減少を最低限に抑え、筋力の維持を図ることを目的にしたほうがよいでしょう。

Q2:「運動した翌日は平気なのに、二日目ぐらいに筋肉痛がひどくなります。これはやり過ぎでしょうか。また痛みが強い時は、運動を避けたほうがよいでしょうか。」
A2:トレーニング後に筋肉痛を感じるのは、筋肉の細胞が破壊されているためですが、同時に自然治癒力による自己修復も行われるので、以前よりも太い筋細胞に生まれ変わります。しかし、痛みが強い時は、激しいトレーニングを避けてストレッチング運動で血液循環をよくしてあげることも大切です。

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