スポーツ障害を防ぐための体の手入れ その1

健康のためにウォーキングやジョギングなどの運動をすることは大切ですが、熱中し過ぎて身体を痛め

てしまっては元も子もありません。常に体の疲労度に注意をはらう必要があります。今回は多くの人が

体験する脚の疲れ、特に大腿部(太もも)の疲れをチェックする方法をご紹介します(最後の『疑問・質

問』のコーナー参照のこと)。さらに、その疲れをとるためのストレッチングもご紹介しましょう。

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@仰向けに寝た姿勢で行うストレッチングa A仰向けに寝た姿勢で行うストレッチングb
図のようなポーズをとり、膝にあてた手で真下に引っ張り、約20秒間キープ。 太ももの筋肉が硬くなっている場合には、補助者にストレッチしてもらう。
B座った姿勢でのストレッチング C立った姿勢でのストレッチング
図のようなポーズをとり、肘で膝を押して20秒間キープ。反対側も同様に。 脚を交差させて立った姿勢から上半身を倒して足先をつかみ20秒間キープ。反対側も同様に。
≪太ももの疲労に関する疑問・質問≫
Q:「スポーツをした後に脚や腰が痛むことがあります。これが太ももの疲労かどうかを見分けることはできますか。また、その手当て法も教えてください。」
A:図のように両足を少し開いて、左右の脚に体重が均等にかかるように立ちます。チェックする人は、太ももの三分の一から二分の一くらいのところに親指を当ててやや強く押します。これで痛みがあれば疲れている証拠です。疲れていることが分かったら、この部分のストレッチングを十分に行って疲れをとることです。また押した時の痛みが強い場合には、お風呂で太ももを十分に温めてから、よくマッサージをし、入浴後にさらにストレッチングを行いましょう。

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